就活を終えて感じた3つのこと
先日、数少ない友人から就活相談を受けたので、そこで感じたことを。
簡単な自分のプロフィール
- 現在、都内のメガベンチャー勤務
- 文系MARCH卒
- 就活は、サマーインターン経由のみ
- 受けた会社は5社ほどで、4年になる前には就活を終えていた
一般的な大学生の就活とは、異なる就活をしていました。
そういう意味では、状況も違うので参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。
就活を終えて感じた3つのこと
1. 就活は行きたい会社じゃなくて、自分に合う会社を見つけるもの
「就活は嘘つき大会」なんて言葉があるように、自分の行きたい企業が求める人物像になりきって選考を受けることが定石とされています。
中には、お祈りメールをもらう人もいたし、文系大学生特有のコミュニケーション能力でのりきって内定をゲットしていく人もいました。
しかし、自分にはそれが不思議でした。
就活は行きたい会社じゃくて、自分にあう会社を見つけるもの
就活を進める上で興味のある業界や行きたい会社を見つけることはとても良いことだと思います。
それに、何万と会社がある中ですべての企業を受けるとこは物理的に無理です。
ただ、自分が行きたい会社が求めている人物像は異なる場合、つまり、選考を受けてみたけどお祈りメールをもらったても、「自分はダメだ。」と思う必要は一切ありません。
それは、自分が悪いんじゃなくて会社が自分に合ってないだけです。
そう考えると、求める人材像に無理して寄せる必要なんてない。ましてや、無理して自分を偽って入った後に「想像と違った」とか「自分には合わない」なんて感じて働くとこが楽しくなくなる方がよっぽど嫌です。
だから、行きたい企業に落ちても落ち込む必要はありません。
その会社は自分にあってなかっただけで、自分に合う会社は絶対にあります。
2. 選択はそこまで意味をなさない
いまの就活市場は、売り手市場です。
学生にとっては有利な時代で、僕の周りの友人も何社か内定をもらい、どこに就職するか悩むという贅沢な悩みを抱えていました。
たしかに、最初に入った会社の働き方や考え方がベースになるのでファーストキャリアの選択は大事です。
だからこそ、いろんな観点から企業を比較して選択することは大事です。
ただ、悩みすぎたときにはこの考え方を思い出してほしいです。
選択はそこまで意味をなさない
誰も未来はわかないので、選択した現実を後悔しても何も進みません。
たしかに、ペーペーの社会人である僕も、つらいことを経験したときは、「やっぱりあっちの会社に行ってたほうがいいんじゃないか?」なんて思うこともあるし、なんとなく居酒屋で会社の愚痴をいっている社会人の気持ちもわかるようになってきました。
ただ、現実を嘆いても何も変わらないんです。
どんな会社に就職したにしても、選択したのは自分。
その選択をしてよかったと思えるようになるかどうかは、自分次第だと思います。
選択したことを正解にする努力をしたほうが、楽しくない仕事も楽しく思えるようになるかもしれない。そうしたら、人生の幸福度も上がるんじゃないかと思っています。
3. 最終的には直感という感情的なもの
これに関しては、先ほどの感じたことと被る部分がありますが、同じく選択をするときの考え方です。
いろんな観点から企業を比較して選択することは大事ですが、最終的な選択の場面においては、論理ではなく感情を優先させることが良い選択をする秘訣だと思います。
自分自身、論理的に業界や会社を絞っていきました。
- 業界が伸びているのか?これからも伸び続けるのか?
- それに伴って会社の業績も伸びているのか?
- 自分にとって成長とはなにか?
- その会社は成長できる文化なのか?
あげだしたらキリがないですが、様々な軸をもって会社を絞ってました。
しかし、いざ会社を選択するとき、どうも決めきれません。
「A社もいいけど、B社も捨てがたい」
内定承諾の締め切りギリギリまで人事の人に待ってもらいながら、ずっと悩んでいたときに感銘を受けた考え方です。
最終的な選択の場面においては、論理ではなく感情を優先させること
どんなに論理的に会社を絞っていっても最終的に働く上で大切なのは、人間関係です。
どんな人々がどんな考えや目標を持って働いていているのかが、企業文化にも大きく影響します。
だからこそ、働いている人を見て話して、「この会社で働いてみたい!」とピンとくるものを感じたら迷わず従いましょう。
まとめ
以上が就活を終えて感じたことです。
大学受験と同じように就活を重く捉える人が多いとは思いますが、就職活動は通過点で会社は自身を成長させる手段くらいの認識で、重く捉えすぎないことが乗り切るコツです。
少しでも、あなたの就職活動に活きますように。